同窓生の皆様、こんにちは。
ここ10年ほど、大震災、パンデミック、他国への軍事侵攻・・・と、予測不能の事態が続き、不安に囲まれる状況ですが、同窓生の皆様にはつつがなくお過ごしでしょうか。
皆様が在籍された宮城教育大学の歩みは半世紀を超え、多くの優秀な卒業生を輩出できましたことは本学の誇りであり、皆様のご活躍を大変嬉しく思っております。卒業生の層の厚みは本学の財産であり、大学⇔学生⇔同窓会のバランスのとれたトライアングルモードは、大きな力の源泉となります。
特に近年、「教員はブラックな職業」との情報が拡散し、本学の素直な学生たちは強い不安を抱くようになりました。「大変そうだから」と他の職業を志向する学生も少なくなく、まじめな学生ほどそうなりがちです。教員は非常に魅力的な仕事であり、また昨今、どの職業も困難さが増し、教員だけが過酷ではありません。大学としては、1人でも多くの学生に素敵な教員になってほしい、と切に願うものです。同窓生の皆様には、近くに新卒者が参りました時には温かくお見守りいただき、よろしくお導き下さいますようお願い申し上げる次第でございます。
さて、国立大学法人化以降、各大学には多くのduty、明確な目標設定が求められるようになりました。そのため、どの大学も不断の努力を重ねており、本学も今般、大きな改革に着手・始動いたしました。教員養成大学として視野のウイングを東北全域に広げ、「教員養成は宮城教育大学が」とのスタンスを明瞭にし、取得可能免許をフルセットで完備・維持した上で、小学校を主とする初等教育において、格段の充実を図りました。教科の垣根、教員の垣根を取り払い、「広く、深く」融合する教育体制とします。一つの教科、一つの分野に特化することなく、初等教育としてのバランスを重視した全人格的な教育を行ないます。ひとりの人間の基礎となる初等教育は非常に重要なものであり、児童の将来を左右すると言っても過言ではありません。新体制の中、教員もフレッシュな感覚で取り組んでおります。
ハード面では、老朽化した青葉山建物群の改修工事を順次進め、文科省提唱の「アクティブラーニング」(主体的・対話的で深い学び)に対応して、対話のスポットや共用スペースを多く設けました。また、大学敷地内の学生寮新築工事が進行中です。さらに通学路の安全確保のため、地下鉄駅⇔大学にスクールバスを走らせております。母校の発展にどうぞご期待ください。
大学間の統合、再編も見られる中、本学は50年以上にわたり培ってきた宮城教育大学ならではの教育理念をかけがえのない所産として再認識し、地域に愛される大学として新たなスタートを切りました。同窓生の皆様には温かいご支援を重ねてお願い申し上げます。
先日、70代の同窓生とお話をする機会があり、その方が「今でも○○先生(故人)の夢を見るんです。卒論指導を受けているんですよ」と笑っておっしゃっていました。そのようなさりげない日常が自然に生まれる、優しい時間の流れるキャンパスライフをめざしてまいります。
宮城教育大学同窓会会長村松 隆
氏名 | 役割 | 卒業年度 | 回生 |
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村松 隆 | 会長 | - | |
八島 浩 | 副会長・庶務担当 | 昭和43年度 | 1回生 |
阿部 芳吉 | 副会長・事業担当 | 昭和46年度 | 4回生 |
水原 克敏 | 副会長・庶務担当 | 昭和46年度 | 4回生 |
沼倉 学 | 事務局長・常任理事 | 平成9年度 | 30回生 |
黒川 修行 | 常任理事・ホームページ担当 | 平成8年度 | 29回生 |
越中 康治 | 常任理事 | 平成12年度 | 33回生 |
鈴木 渉 | 常任理事 | 平成12年度 | 33回生 |
小野 元久 | 常任理事 | 昭和47年度 | 5回生 |
白鳥 良一 | 庶務担当 | 昭和43年度 | 1回生 |
相澤 秀夫 | 庶務担当 | 昭和47年度 | 5回生 |
橋本 俊一 | 会報担当 | 昭和48年度 | 6回生 |
青柳 範明 | 名簿管理担当 | 昭和48年度 | 6回生 |
竹田 幸正 | 事業担当 | 昭和49年度 | 7回生 |
菅原 正功 | 会計担当 | 昭和50年度 | 8回生 |
高橋 弘二 | ホームページ担当・卒業年度代表 | 昭和50年度 | 9回生 |
平間 正信 | 会報担当 | 昭和62年度 | 20回生 |
小野寺 泰子 | 監事 | 昭和57年度 | 15回生 |
松﨑 丈 | 監事 | 平成10年度 | 31回生 |
桜井 忠彦 | 卒業年度代表 | 昭和43年度 | 1回生 |
鈴木 孝資 | 卒業年度代表 | 昭和44年度 | 2回生 |
有路 千恵子 | 卒業年度代表 | 昭和45年度 | 3回生 |
今野 英二 | 卒業年度代表 | 昭和47年度 | 5回生 |
豊澤 洋美 | 卒業年度代表 | 昭和47年度 | 5回生 |
高橋 幹三 | 卒業年度代表 | 昭和49年度 | 7回生 |
岡田 郁子 | 卒業年度代表 | 昭和49年度 | 7回生 |
中山 純一 | 卒業年度代表 | 昭和50年度 | 8回生 |
柏木 孝之 | 卒業年度代表 | 昭和52年度 | 10回生 |
渡部 力 | 卒業年度代表 | 昭和52年度 | 10回生 |
鈴木 朝二 | 卒業年度代表 | 昭和53年度 | 11回生 |
末永 精悦 | 卒業年度代表 | 昭和53年度 | 11回生 |
赤間 宏 | 卒業年度代表 | 昭和54年度 | 12回生 |
金 信哉 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
相原 稔彦 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
佐藤 深雪 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
丹野 富雄 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
今野 孝一 | 卒業年度代表 | 昭和56年度 | 14回生 |
桑原 郁子 | 卒業年度代表 | 昭和60年度 | 18回生 |
髙橋 長浩 | 卒業年度代表 | 昭和57年度 | 15回生 |
田野崎 健 | 卒業年度代表 | 昭和58年度 | 16回生 |
目黒 利春 | 卒業年度代表 | 昭和59年度 | 17回生 |
又木 潤 | 卒業年度代表 | 昭和60年度 | 18回生 |
小林 信之 | 卒業年度代表 | 昭和61年度 | 19回生 |
矢部 鋼治 | 卒業年度代表 | 昭和62年度 | 20回生 |
泉 裕行 | 卒業年度代表 | 昭和63年度 | 21回生 |
- | 学生代表 | - | - |
- | 学生代表 | - | - |
- | 学生代表 | - | - |
前田 順一 | 大学代表 | - | - |
宮内 健二 | 大学代表 | - | - |
岡 正明 | 大学代表 | - | - |
松岡 尚敏 | 大学代表 | - | - |
本会は,宮城教育大学同窓会と称する。
本会は,会員相互の親睦と研修を図り,広く教育と文化の振興・発展に寄与することを目的とする。
本会は,前条の目的を達成するために,次の事業を行う。
本会で必要と認めたときは,支部を設けることができる。
本会の会員は,次の資格を有する者とする。
本会に次の役員をおく。
理事及び監事は総会の承認を得るものとする。
副会長,事務局長,理事,及び監事の任期は1年とする。ただし,再任を妨げない。
理事会は,会長,副会長,事務局長及び理事をもって構成し,会務の執行に関する必要事項を審議決定する。
本会の経費は,会費,寄付金,その他の収入をもってあてる。
正会員は,入会にあたって,会費金8,000円納入するものとする。
ただし,名簿その他臨時に要する費用は,その都度徴収する。
本会の会計年度は,毎年4月1日に始まり,翌年3月31日に終わる。
支部に関する規約は,当該支部で定める。ただし,理事会の承認を得るものとする。