同窓会員の皆様、こんにちは。
2024年4月に、宮城教育大学の第15代学長に就任しました松岡尚敏と申します。宮城教育大学同窓会会則によれば、「会長は宮城教育大学学長の職にあるものがあたる」という規定になっておりますので、不肖の私が会長を務めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
特に近年、「教員はブラックな職業」との情報が拡散し、本学の素直な学生たちは強い不安を抱くようになりました。「大変そうだから」と他の職業を志向する学生も少なくなく、まじめな学生ほどそうなりがちです。教員は非常に魅力的な仕事であり、また昨今、どの職業も困難さが増し、教員だけが過酷ではありません。大学としては、1人でも多くの学生に素敵な教員になってほしい、と切に願うものです。同窓生の皆様には、近くに新卒者が参りました時には温かくお見守りいただき、よろしくお導き下さいますようお願い申し上げる次第でございます。
さて、皆様もご存じのように、本学は1965(昭和40)年に、東北大学から分離・独立する形で開学しましたので、来年の2025(令和7)年に、めでたく創立60周年を迎えることとなります。人の一生であれば、還暦という節目の年を迎えることになります。
本学は、この60年近い歴史の中で、東北地方で唯一の国立教員養成大学として、宮城県や仙台市を中心としながら、東北地方6県において、数多くの優秀な学校教員を輩出してきています。卒業生は2万人を超えており、大学院の修了生も加えますと、2万2千人という同窓会員が社会の中で活躍されています。こうした同窓会員の層の厚みは、本学の大きな財産となっています。
その間、「学生合研」や「臨床教育学」「教授学」などという本学独自の用語が生まれてきており、宮教大生なら、こうした言葉とともに、当時の大学生活を懐かしく思い出される方々も数多くいらっしゃることかと存じます。
最近の宮城教育大学の姿としては、2024年4月から教育学部の組織も大きく変わり、その前年の4月には大学院の教育学研究科も専門職学位課程(いわゆる教職大学院)に一本化する形で一新されています。しかし、課程や専攻、コースの名称は変わっても、アットホームな雰囲気は変わっておりません。すなわち、いまでも、「学生と教職員との距離が近い」「先輩と後輩の顔がよく見える」という本学の特色は、連綿として受け継がれてきています。
その一方で、施設設備は少しずつ改修が進んできています。正門の周りも新しくなりましたし、萩朋会館も明るく広くなりました。また、正門のすぐ東側(講堂の南側)には、かつての男子寮・女子寮を統合する形で、「青葉こもれび寮」という名称の新しい個室タイプの学生寮が2024年3月に竣工しました。
同窓会員の皆様、久しぶりにこうした新しい宮城教育大学の青葉山キャンパスに足を運んでみませんか。上記した通り、2025年の10月には、宮城教育大学創立60周年記念式典も大々的に挙行する予定としております。この記念式典において、皆様とお会いできることを楽しみにしています。
宮城教育大学同窓会会長松岡 尚敏
氏名 | 役割 | 卒業年度 | 回生 |
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村松 隆 | 会長 | - | |
八島 浩 | 副会長・庶務担当 | 昭和43年度 | 1回生 |
阿部 芳吉 | 副会長・事業担当 | 昭和46年度 | 4回生 |
水原 克敏 | 副会長・庶務担当 | 昭和46年度 | 4回生 |
沼倉 学 | 事務局長・常任理事 | 平成9年度 | 30回生 |
黒川 修行 | 常任理事・ホームページ担当 | 平成8年度 | 29回生 |
越中 康治 | 常任理事 | 平成12年度 | 33回生 |
鈴木 渉 | 常任理事 | 平成12年度 | 33回生 |
小野 元久 | 常任理事 | 昭和47年度 | 5回生 |
白鳥 良一 | 庶務担当 | 昭和43年度 | 1回生 |
相澤 秀夫 | 庶務担当 | 昭和47年度 | 5回生 |
橋本 俊一 | 会報担当 | 昭和48年度 | 6回生 |
青柳 範明 | 名簿管理担当 | 昭和48年度 | 6回生 |
竹田 幸正 | 事業担当 | 昭和49年度 | 7回生 |
菅原 正功 | 会計担当 | 昭和50年度 | 8回生 |
高橋 弘二 | ホームページ担当・卒業年度代表 | 昭和50年度 | 9回生 |
平間 正信 | 会報担当 | 昭和62年度 | 20回生 |
小野寺 泰子 | 監事 | 昭和57年度 | 15回生 |
松﨑 丈 | 監事 | 平成10年度 | 31回生 |
桜井 忠彦 | 卒業年度代表 | 昭和43年度 | 1回生 |
鈴木 孝資 | 卒業年度代表 | 昭和44年度 | 2回生 |
有路 千恵子 | 卒業年度代表 | 昭和45年度 | 3回生 |
今野 英二 | 卒業年度代表 | 昭和47年度 | 5回生 |
豊澤 洋美 | 卒業年度代表 | 昭和47年度 | 5回生 |
高橋 幹三 | 卒業年度代表 | 昭和49年度 | 7回生 |
岡田 郁子 | 卒業年度代表 | 昭和49年度 | 7回生 |
中山 純一 | 卒業年度代表 | 昭和50年度 | 8回生 |
柏木 孝之 | 卒業年度代表 | 昭和52年度 | 10回生 |
渡部 力 | 卒業年度代表 | 昭和52年度 | 10回生 |
鈴木 朝二 | 卒業年度代表 | 昭和53年度 | 11回生 |
末永 精悦 | 卒業年度代表 | 昭和53年度 | 11回生 |
赤間 宏 | 卒業年度代表 | 昭和54年度 | 12回生 |
金 信哉 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
相原 稔彦 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
佐藤 深雪 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
丹野 富雄 | 卒業年度代表 | 昭和55年度 | 13回生 |
今野 孝一 | 卒業年度代表 | 昭和56年度 | 14回生 |
桑原 郁子 | 卒業年度代表 | 昭和60年度 | 18回生 |
髙橋 長浩 | 卒業年度代表 | 昭和57年度 | 15回生 |
田野崎 健 | 卒業年度代表 | 昭和58年度 | 16回生 |
目黒 利春 | 卒業年度代表 | 昭和59年度 | 17回生 |
又木 潤 | 卒業年度代表 | 昭和60年度 | 18回生 |
小林 信之 | 卒業年度代表 | 昭和61年度 | 19回生 |
矢部 鋼治 | 卒業年度代表 | 昭和62年度 | 20回生 |
泉 裕行 | 卒業年度代表 | 昭和63年度 | 21回生 |
- | 学生代表 | - | - |
- | 学生代表 | - | - |
- | 学生代表 | - | - |
前田 順一 | 大学代表 | - | - |
宮内 健二 | 大学代表 | - | - |
岡 正明 | 大学代表 | - | - |
松岡 尚敏 | 大学代表 | - | - |
本会は,宮城教育大学同窓会と称する。
本会は,会員相互の親睦と研修を図り,広く教育と文化の振興・発展に寄与することを目的とする。
本会は,前条の目的を達成するために,次の事業を行う。
本会で必要と認めたときは,支部を設けることができる。
本会の会員は,次の資格を有する者とする。
本会に次の役員をおく。
理事及び監事は総会の承認を得るものとする。
副会長,事務局長,理事,及び監事の任期は1年とする。ただし,再任を妨げない。
理事会は,会長,副会長,事務局長及び理事をもって構成し,会務の執行に関する必要事項を審議決定する。
本会の経費は,会費,寄付金,その他の収入をもってあてる。
正会員は,入会にあたって,会費金8,000円納入するものとする。
ただし,名簿その他臨時に要する費用は,その都度徴収する。
本会の会計年度は,毎年4月1日に始まり,翌年3月31日に終わる。
支部に関する規約は,当該支部で定める。ただし,理事会の承認を得るものとする。